|
おひとりさまの極意 「生まれる時も死ぬ時もひとりだからこそ」 |
|
2010年 3月 06日(土曜日) 00:00 |
|
「おひとりさま」。
ふだんよく使うこの言葉には、人生を豊かするメソッドが隠されています。
メンタル面から実践に至るまで「おひとりさま」の極意をとくとご覧あれ!
第一章 その8 「生まれる時も、死ぬ時もひとりだからこそ」
人は生まれる時も、死ぬ時もひとり。
誰かを共にすることはできない。
おひとりさまに関する自著の中で、私は常にこう語っています。
尊敬する大好きな父が急逝した時、「ああ、本当に人はひとりで死んでいくのだな」と
パニックしながらも、もうひとりの冷静な自分がそう考えていました。
38年間、父と一緒にすごし、どんな時も一緒だったのに、
父はあっけなく、たったひとりで天国へと旅立って行きました。
母と私を残して…。
父の死の直後は幾度となく、後を追うことを考えていましたが、
あの世というものが本当に存在するかどうかもわからず、
死んだ後、父と会える確証もないのに、私が死んでも意味がないと思い、
死ぬことを思いとどまりました。
人は生死の瞬間はたったひとりなんだ。
そう実感した時、だからこそ生きている間は大好きな人たちとの
時間を大切しながら、楽しく生きてゆこうと思いました。
.jpg)
今日、そんなことをふと思い出したのは日テレのドキュメンタリーを見てのこと。
テニアン晃子さんという若くして癌で他界された方の生きざまを見たからです。
彼女はロシア人の夫との間にかわいい女の子をもうけますが、
癌のため、急逝してしまいます。
彼女が娘のゆりあちゃんに向けて綴った本の中で
印象に残ったのが
「人は生きる時も死ぬ時もひとりです。
だからこそ生きている時は大好きな人たちとの時間を
大事にしなくてはいけない」
という言葉でした。
言葉は少々違っているかもしれませんが、
ニュアンスとしてはこんなカンジのことでした。
健康な時、人は少々おごってしまうことがあります。
生きていることが当たり前で、幸せは永遠に続くと誤解してしまうのです。
でもそれは大きな勘違いで、いつ死に直面するかなんて誰にもわからない。
命は無限ではなく、有限なのだから。
自分の死を意識して、初めて人は命の尊さを思い知るのかもしれません。
そしてまた大事な人との時間がどれだけ貴重なものかということを。
今一度、大切な人とすごす時間がどれだけ大事で、
幸せであるかを実感してみてください。
それによって生活そのものが、今よりもっと
輝いてくるはずです。
|